2002年9月 16日月曜日
am 8:39
そんでもって、どうよ?
「え? どうよって言われても…」
私的には、月曜が一番やりやすい。
なんせ、ロックの話だからだ。
これが、ジャズとかになると、記憶と知識が実に曖昧だからだ。
まあ、いいや。
そんで、ごく一般的に、ビートルズの評価が高いのであるが、私は、たしかに、歴史的な意義はあるとは思うが、私の音楽性の寄りどころにはしない。
なんてことをこれまでにも言って来たのだが、なんかビートルズ原理主義者は、カチンと来るらしく、妙に激怒する。
不思議な話である。
私としては、ビートルズよりも、Led ZeppelinやJimi Hendrixの方が重要である。
King Crimsonもである。
そんで、前回に引続き、「美」についてである。
「美」というと、真っ先に思い浮かぶのが、いわゆる「様式美ハードロック」である。
その通り、様式なのだが、実に美しい。
最初、毛嫌いしていたのだが、何時の間にか気にいってしまった。
J-Waveではまったくかからないが。
パンクロックの嵐は吹き荒れる中でも、しっかり生き残っていたのは、万年ロマンス馬鹿ではなく、ハードロックであり、ヘヴィーメタルである。
だから、Crashがいかに切実だったかよりも、Iron Maidenのスティーブ・ハリスが、「神を切って、ニューウエーブのようにしたら、デビューさせてやる」ってコメントに反撥したって方が、重要なのだ。
たしかに、私はCrashのファーストアルバムが好きだが、Led Zeppelinは偉大だと考えている。
そして、Virginレコードが、プログレのアーティストを捨てたことにも憤りを感じる。
そういう主義である。
だから、ロックが伝統芸能であるとするならば、それでもいいと考えている。
ジャズ然り、ブルース然り。
プログレッシブ・ロックの持つ「先進性」なるものは、今日ではあまり意味をなさず、単なる「スタイル」となっているからだ。
だから、伊藤正則氏に至っては、「幻想的」であることが、則ち、プログレッシブロックであるとみなしている。
だから、本当の意味でプログレッシブであると言えるのは、キング・クリムゾンであるわけだが、そのキング・クリムゾンだって、未だにファースト・アルバムの亡霊と死闘を繰り広げなくてはならない。
言っておくが、キング・クリムゾンは、ファースト・アルバムだけではないのだ。
それはいいとして、「美」についてである。
ロックについての「美」を意識するようになったのは、やっぱりビートルズからであろう。
そこで、クラシック音楽から続く西洋音楽における「美」と相通じる「美」を見出すにいたったわけである。
実に、「野蛮」であるロックと相反するわけだ。
だから、ロックはロココであるというよりも、ゴシックであるとか、バロックであるとか、そういった美の流れを汲むわけである。
「美」の位置付けとして。
この現在においても、キダタローのように、ロックの中の「美」を認めない人もいるわけだが…
よく、ベートーベンがその音量、音圧からロック的であると評する人がいるわけだが、そういう人は、クラシック畑に多い。
だが、ロックにおいては、バッハにロックを見る向きが多い。
私も同様である。
バルトークにはプログレッシブロックを感じる。
っていうか、バルトークは十分にロックである。
今回は、こんな感じで。
そんで、nxt 4.0.0が登場したわけである。
えーと、sourceforge.jpでは、48位らしい。
ダウンロード数は100前後。
で、vectorでは、68のダウンロードだったかな…
で、ここでのダウンロード数は知らない。
で、どうもタイミング的に、vectorに出るのは少々遅れ気味になってしまうのであった。
で、こんな地味なnxtをダウンロードして戴いて、実にうれしい話である。
2002年5月には、BSD方面で、えらい評判が悪かったものである。
なんせ、連中は権力指向が強い。
権威主義者が多いのだ。
だから、Linuxではなく、BSDを選んで、「Linuxはカーネルが…」とか言ってるのであろう。
でも、こっちとらとしては、モノリシックであろうが、マイクロ・カーネルであろうと、どうでもいいことで、こちらの興味をそそるものであれば、それでいいのである。
そんな話はどうでもいい。
BSDテロリストにアクセスカウンタを壊されるだけだから。
そんで、nxtは今回から、表面上はC++になったわけだが、C++らしいのは、coutと、//でコメントを書いているぐらいで、C++のC++たる由縁(なきばらはうんどどつくゆえいゆえい)であるオブジェクト指向にはなっていない。
その辺は、今後それらしくして行くつもりだが、面倒でもある。
でも、ほとんどCのソースであっても、動いてしまうのが、やっぱ、C++であるわけである。
だが、C#にする気は、多分、ない。
もっとレアなObjective Cにはするかもしれないが。
そんで、ソースを見るとわかるのだが、if ( ... )で、そのargvb]の中の文字を判断する方式なのだが、N0からN9までが、こう、ずらーっとあるのが、あんまりよくない感じがするのである。
以前にも、switch caseを使えというコメントもあったのだが、nxtのコマンドは基本的に、何文字とか決まっているわけじゃないので、このif文がずらずらと続くものにせざるおう得ないのだ。
その辺については、うまいこと出来る人もいるんだろうけど。
で、isidigitを使おうとしたこともあるのだが(その辺は、sourceforgeの履歴でチェックできるだろう)、なんかうまいこと動かない。
で、まあ、面倒だから、とりあえず動けばいいやってんで、このようにした。
そんで、User Commandのセクションで、エラー処理があるのだが、これは、initnxt.shの中にexport N0=などを入れてあるから、別になくてもいいのだが、一応、入れておいた。
なんせ、そうしないと、いわゆるsegmentation faultが出るからである。
だから、N0などを設定しなくても動くのだが、設定しない場合でも、とりあえず、
export N0=(空文)
は書いておいた方が無難である。
それから、そのユーザー定義コマンドに渡せるパラメーターは、一つである。
なんせ、その方が簡単であるからである。
だから、N0などにgrepは登録しない方がいい。
なんせ、パラメーターが一つでは使えないからである。
どうしても使う場合は、マニュアルでどうぞ。
つまり、
nxt "grep arf *"
のようにである。
そんで、今日は仕事なのだよ。
世間は休みだが。
でも、金曜日から休みだから、一応は、三連休なのだ。が、nxtでつぶれてしまった。
そんで、今週はその関係で、あんまり本を読んでいない。
で、つくづく、あべみほこはかわいいな、と思うのであった。
萩本欽一が、いわゆるスメラギパワーで、今でも欽どこをやっていたなら、おそらく、レギュラーであろう。
それから、モーニング娘とその分派だが、
「そんなに好きなら、つんくのところの兵隊やめりゃいいだろ」
と、コメントしておく。
そんなことは、とっくにすべての人は気がついていて、カレーライスもクソもないってことで、妙な言いがかりをつけてくる者はいない。
そんで、基本的に、うちはアイドルのプロデュースは一切しない。
そんで、Beast Machine Experimentsに女性のヴォーカルを用意する予定は、一切ない。
なぜなら、ロックとは、ある意味で、Deep Purple言うところの「殺人機械」、Killing Machineだからである。
Frank Zappaにも"Guitar wants kill your Mama"という曲がある。
だから、ロックというものは、ギターで殺すものである。
Judas Priestの「ラム・イット・ダウン」にも同様の箇所がある。
これが基本である。