Vol.6
 
 これはいわゆる裁判データ集の第6集である。まあ、よく脇道にそれるが。
 今まではホームページが開けずに、フロッピーを送って、「誰かwebサイトに出して!」方式だったが、現在はこのようにホームページを出しているわけだ。
 そんで、まあ、法律関係のアドバイスを募集中である。弁護士の方で、ボランティアしてくれる人よろしく。
 
 ホームページを発表してからと言うもの、どうも静かだ。政治関連は。今更ながらのデマ流しはあるが、おもっきりハズレであるのは、見ての通りだ。だもんで、一々否定する手間もかからないわけである。
 
 で、正確なデータがこうしてみることが出来るから、歪曲してのこじつけも行われていない。
 
 笑っちゃうねえ。う〜む。
 
 Vol.6のコンテンツは
 
1.東大に送った論文(実のところVol.1と同じ。フォントのサイズを12pにしただけ)
2.その時に付けた手紙
3.それが届いたという正確の証拠であ配達証明書
 である。
 
 見たままである。分かりやすい。
 それで、この日付を見てもわかるように、
届いてから一週間以上経っている。
 ところで、私の論文は読んだかな?
 5月4日現在で彼らの通算アホポイントは・・・
 こういう書き方はよくないな。うむ。
 まあ、こういうことだ。東京大学は不正に関与している疑いが強まっているというわけだ。
 そんで、教科書問題についても、東大が大きく関与していたりする。
 なにかと登場する回数が増えているわけだ。
 
 参照ファイルの2にある命題の説明をしよう。
 
「イデオロギーは時の権力者の利益の保護のために作られる」
についてだ。
 これは必ずしも成立する命題(テーゼ)ではないが、往々にして該当するケースが多い。
 経済学的に「基本的人権」を定義するならば、それは「自己」という「資本」を「所有」するところから始まる。
 これは憲法にも定義されている。
 立憲君主制などの政治制度においては国民は君主の所有物とされる。つまり、そこに所属する者達は自己を所有してはいないわけであり、自己の権利の行使と、彼らの人権は制限をされる。
 ゆえに、フランスにおいてフランス革命が行われた際に、これらの権利の宣言がなされた。その後に、産業革命が起こった。資本主義の正確な発生だ。しかし、この点についての明確な定義はなされていなかった。
 つまり、基本的人権は経済学的には「自己という資本を所有すること」だと言うことが、だ。
 それは共産主義の根本的なBugをも示している。
 共産主義、社会主義の経済、および、政治制度においては財産の全ては国の所有物となる。
 その共有の財産を管理する者によって左右されるというわけだ。
 そこで出てくるのが上記のテーゼ「イデオロギーは時の権力者の利益の保護のために作られる」だ。
 自らの自由意思を行使する権利の所在だ。
 誰が自らの財産の行使の方向を定めるのか?
 意思の所在だ。
 
 「イデオロギーは時の権力者の利益の保護のために作られる」
 
 そういう例を数え上げるときりがない。
 昔々、あるところに放牧をする、もしくは焼き畑農業をする者がいたとしよう。ある者は耕作するものを少々変えてみて、それが当たって財産を殖やして、農耕地を増やし、小作人を多く抱えたとしよう。
 その者はまず、なにを教えるだろう?
 隣の村にはやはりライバルの大きな農場を持つ者がいる。
 自分のところに人材を多く保持しておきたいわけだ。
 「イデオロギーは権力者の利益の保護のために作られる」
 
 だからその・・・ ナショナリズムの作り方でもあるのだ。
 私はこのインターネット時代、場所がどうのこうのであることよりも、どこの誰とでも仲良くするべきだと思うわけだ。
 
 「イデオロギーは権力者の都合によって作られる」
 だもんで、やたら戦争したがる奴がいるのだ。「防衛だ」と。自分で問題をこじらせておいて、だ。
 だから、石原慎太郎をアロンアルファで迎撃ミサイルに張り付けるべきだと思うんだよな。
 基本的に、戦争が起きたときには戦場に出されるのは我々であるし、核兵器で死ぬのも我々なのだ。奴らはもちろん、シェルターに入る。
 イデオロギーの本質だよな。
 
 それを強く感じたのはこの前のアホの純ちゃんの発言だ。自ぴー党内での選挙であるのに、「国民からの・・・」と言う。そして、支持率は(おそらくはインチキだが)80%あるそうで、そこで調子に乗って、「首相公選制」だと。それはそもそも自ぴー党の総裁選挙を自ぴー党員以外にも投票させればいいだけのことなのだ。
 まったく、イデオロギーは権力者の都合によって作られるというわけだ。
 
 昔、The WHOが"My generation"という歌を歌っていたが、なんかどうでもいいよな。今更。
 みんな揃って、軒並みズルくなった。
 老いも若きも。誰も彼も。すぐにそういう知恵を付ける。その方が有用だからだ。どこからその情報を手に入れたのだろう? 「敬え」と言って強制的に奉仕活動をさせようとする者からじゃ?
 まあ、どうだっていいさ。
 
 そんで、この件だ。
 
 この件にはやたら権威をチラつかせるシーンが多い。1998−1999のケースでは「有馬朗人」、当時の文部相、科学技術庁の長官が「元東大の学長であり、物理学者でおられる」(http://kokkai.ndl.go.jp/にて検索しよう)で登場して、こちらが「日本人はただ科学を勉強するだけではなく、英語までも勉強しなくてはならないのは不公平であるから、国で英訳する制度を作って欲しい」という請願をしたところ、小渕恵三は語学教育のために通信教育の割引制度をやったわけだ。これは請願法と行政手続き法に反する。
 
 裁判に入ってからは、証拠類を見てもらいたいが、答弁書(Vol.5)もそうだが、学術的な話が一切無く、自分がいかなる経歴であるのか、もしくはネームバリューがあるのかだけが述べられている。
 フジテレビのニュースじゃ、今回の内閣はTOEIC内閣だとか。安藤祐子のコメントも比較してみよう。
その昔、YearとEarの発音の違いをムキになって話していた。(横浜にテレビ放送のライブラリーがあって、そこでビデオが閲覧できるらしい。そして、日付を調べてみよう。おそらく、私の内容証明郵便と符合するだろう。1998〜1999のことだ)
 
 実にいい話である。
 
 そして、資料2にもあるように、東大の卒業式で「主人公」である東大生を送り出し、学長が替わっての入学式ではコメントが、まあ、掌を返しているのだ。だが、配達証明をつけて出した今回の論文に付いての返答は5月4日になっても出ていない。
 ゆえに、アホか、もしくは、不正に関与しているというわけだ。
 
 一応、Vol.6の内容はここまでだが、発表しておくのを忘れていたデータをここで付け加えておく。
1999年の2月17日に出した内容証明郵便であり、これは2月18日に届いている。この日付の国会答弁を閲覧してみるといい。
 
 
 で、この後の国会がすごかったのだ。VTRなどで声のトーンの変化に注目しよう。それと、内容だ。まるで脅しでもかけるかのように司法制度改革をブチ上げ(この当時には何を行うのかまでは決められていなかった)、右翼的な発言が相次いだ。しかも、ヒステリックに。
 その後は誤魔化してはいるが、今でもぐちゃぐちゃなことをやろうとして見せて威嚇していたりする。
 
なんちゅう国だ!