2002年11月 12日火曜日
am 10:15
そんで、ひそかにnxt 4.1.0が完成しているのである。
今度のnxtは、実はマイナーチェンジで、C@コマンドの時に、ファイル名を変更してコピーすることもできるようにしたもの。
日頃、そういう使い方をしている関係で、一々cpするのが面倒だったのだ。
そんで、今回のnxtもC++使っているのに、オブジェクト指向ではない。
あんまし、オブジェクト指向にはなじみがないのである。
C++ Builder4でプログラムを作ったことがあるのだが、あれはほとんどチュートリアルそのままだったし、切り張り方式だったのだ。
そんな感じ。
で、携帯電話が水曜日発送だそうで、まあ、木曜か金曜には届くらしい。
そんなことは、そっちの知ったことではないだろう。
そうだ。まさしく、その通りである。
そんで、今日はまだニュース番組を見ていないのだ。
ざまあ見ろ! 俺
なんじゃそりゃ。
「ねえ、ねえ。ぷう子」
「なに? すう子」
「ワタシ、好きな人がいるの」
「え? それじゃ、毎日しまくり?」
「は?」
「腰ガクガクみたいな?」
「それは、好きな人じゃなくて、スキモノだろ!」
「はひー」
なし
なし
そんで、今週は体の調子がよくない関係で、いつもより本を読んでいないのである。
で、経済学の本を読んだのだが、どうもレーガノミクスは大失敗の政策であるという認識が一般的なようである。
で、こんな時に、それをやろうとしているのが、平蔵。
それも、反ケインズのようである。
まあ、たしかに、石油ショック以前においては、ケインズ主義でかなりの高度成長を生んだわけだが、その代わり、赤字国債を(って言っても、後々になってからだが)大量に発行するようになってしまって、マネタリズムなんてなものに以降したようである。
しかし、このマネタリズムがくせもので、単なる理想主義で、失敗だったわけだ。
で、経済学の主流は、「ケインズ改」コースであるように思われる。
これは、東大の教授が書いた本を読んで思ったところのものである。
で、東大は、経済学については、マルクス経済学が強いところで、まあ、ケインズもやっているのだが、東大ではなく、一ツ橋出身で、慶応の平蔵は、おそらく、ムキになっているようである。
週刊朝日の平蔵研究から導き出される推論として、だ。
で、運の悪いことに、平蔵は、レーガノミクスの真最中のアメリカに行って、、影響を受けたようなのだ。
ラッファーという、眉唾ものの理論にかぶれたレーガノミクスは、めちゃくちゃな失敗を向かえるのだが、その当時のアメリカの大学においては、合理的期待形成仮説とやらが大流行で、まるで宗教のような状態だったそうである。
中には、ルーカスのその論文を暗記して、なにかの反論を行なう際に、それを諳誦する者もいたそうである。
だから、週間朝日には詳しく書かれていないが、もしかすると、ひょっとすると、平蔵は、ちょっとアブナイかもしれない。
サプライサイドであるとか、マネタリズムとか口にしだしたら、ヤバいと思おう。
で、自由化をやたら主張するのも、レーガノミクスの影響があるだろう。
で、どうも、反ケインズの気配があるのだ。
「規制撤廃」をやたら主張するところに、だ。
危ない線だな。
経済学的に、かなり狂信的な部類に入る可能性が高いのである。
なんせ、当時、反ケインズのアメリカにいたようだから。そして、なんかその強い影響が感じられて、しかも、フジテレビとかじゃ、サッチャーとか、レーガンとかを美化して報道していたのだ。
で、ケインズのBugも色々見つかっているわけだが、やっぱ、無難な線は、やっぱり「修正ケインズ主義」であろう。
おそらく、世界的に。
ただ、かつて、まあ、80年代のアメリカで学んだ者は、反ケインズであろうが。
レーガノミクスが失敗だったのだが、かなり狂信的だったから、残っている可能性がある。
だもんで、俺も、修正ケインズコースで行こうと思う。
その辺は、もう少し研究してみる必要があるのだが。