2001年11月30日 金曜日 
21:00






とてつもなく短いコラムであった。なんせ、ほとんど書いていないからだ。色々あったのだよ。
 就職活動したり、羽田タートルサービスに足抜けさせないための嫌がらせを受けたり、就職に失敗したり。
 この際だから、ハッキリ書いておく。
 本当に、ひどい会社だった。
 手元にフロムAはあるだろうか?
 単純に比較できるのだ。
 警備員の日勤の給料は安くても8500円で、平均は9000円で、一週間で5日出ると、一日あたり10000円になるってのが当たり前でしょ?
 ところが、羽田タートルサービスで警備員の仕事をすると、6500円なのだ。
 いかにひどいかわかるだろう。

 もちろん、法律的に、警備員になるためには、およそ四日の研修を受けなくてはならない。
 つい最近、一度「やってみない?」と聞かれたが、研修の話は出ていない。

 いかにひどいかわかるだろう。

 とてつもなく、ひどい会社なのだ。
 私は、その羽田タートルで、福山通運のアルバイトをしていたのだ。
 およそ、5年くらいかな・・・
 一日14時間で、給料は9500円で、交通費なし。飯も出ない。飯は470円のところと、500円のところがある。
 日勤だと、8時間で6500円だ。
 だから、日勤で8時間の仕事をする場合、交通費が出ないので、往復で1000円近く消えるでしょ? そして、昼と夕方に飯を食うから、1000円消えるでしょ? で、家に帰ってからも飯をくうから、一日で最低でも3000円消えるのだ。だから、手元に残るのは、3500円だ。
 これで、電気料金、ガス料金、家賃を支払わなくてはならない。
 だってのに、羽田タートルは、税金を払っていないのだ。
 だから、税金は自分の手で払わなくてはならない。
 このアホな仕組みのことで、文春とかが(もちろん、連中にはヤバイところがあるから、俺を黙らせるために税金で絡んでいるわけだが)からんで来ているわけだ。
 こちらになんらかの責任があるかな?

 まったく、ひどいアルバイトだった。
 一時期は、生命維持装置だった。
 プラスマイナス・ゼロで、ちっとも金が増えない。だが、生きるためには続けるしかない。
 そういうひどいアルバイトだった。
 私は、夜勤のアルバイトをしていた。
 一日14時間で、9500円だ。通勤で、一日1000円は消えた。通勤時間も半端じゃない。だから、最終的に17時間拘束だ。通勤時間も含めてだ。
 それで、平日はキチンと出るように言われたものだ。
 知っての通り、私は水曜日は休むようにしていたものであるから、そのこと出よく嫌みを言われたものだ。
 俺の貴重な時間を奪ってきたくせに!
 この5年間、私にはまともな思い出がない。
 旅行にも出かけていないし、恋もしていない。
 恋の思い出は、すべてタートルに入る前だ。
 だから、なんの思い出もない。
 そこにあったのは、苦痛と、腐れフジテレビが流すデマをうち消すための戦いばかりだった。

 私は、今、とても思い出を欲している。

 俺は、今でも思うのだが、水商売やっていたら、本当に幸せだったろうな・・・と。
 明るい職場だ。もちろん、上下関係の厳しさもあるだろうが、お互いに修羅場をくぐってきた人たちなわけだ。うむ。
 水商売と言っても、ホストではない。

 その羽田タートルはひどいところで、俺を殺しにかかっていたのだ。
 時は、丁度「生ダラ」の頃だ。そこで「生殺し」ってネタがあったろ? あれにあわせたのだろう。俺は、栃木に行かされたり、成田に行かされたり、柏に行かされたりしたのだ。
 埼玉県新座市に住んでいたのに。
 今でも、当時の税金を払えって手紙が届く。
 その当時は本当にひどい生活で、電気は何ヶ月も止まっていて、水道も止まり、ガスなんかとっくの昔に止まっているんで、固形燃料でインスタントラーメンを作って食っていたのだ。
 何ヶ月もだ。
 家賃も滞納だ。
 結局、家賃の滞納が元で、家を追い出されたのだが。
 実に、ひどい話だ。

 もちろん、近所に空いているところがあっても、わざと遠いところに行かせられたのだ。
 その辺の証言は山ほど聞いている。
 そして、ある時、桃園という奴が(まだ上野の事務所のころだ)、「お前は、ウトウトして、台車を落としたな?」とかインネンをつけてきたのだ。で、「遠いところに行ったら、翌日は休め」と命令を出したわけだ。
 だから、一週間で働けるのは、三日なのだ。
 月、火、水と。
 それで、一月が大体四週間半であると考えて、いくらになる?
 12万ちょっと?
 で、俺は、ガスも電気も止まっていた。
 だってのに、当時の大家は「家賃を払え」と言ってくる。
 しかも、「週払いで」と。できるか!っての。
 その関係で、家を追い出されたわけだ。

 まだ、新座に住んでいた頃の話だ。
 今でも、当時の税金を払えって手紙が来るけどね。

 どうも、俺が休むと、新人が後釜に座っていて、そいつがいつでも俺より上の扱いになっているんだよね。
 いつでも。
 だもんで、他の人間だと、何日か休んでも、すぐに予定には入れて、すぐに戻れるんだが、俺の場合は「ふさがってます」なのだ。いつでも。
「私の方が、そいつよりも、先輩だけど?」って言っても同じだ。
 もちろん、他の人間だと、すぐにローテーションに復帰できる。
 実におかしな話だ。
 だもんで、こういうように、ハッキリ書いているように、今度という今度はキチンと訴えてやろうと思っているのだ。
 この間に、知恵を付けておいたのでね。

 まったく、ひどい話だ。
 あそこの事務所にいる女はデブか妊婦か、人妻だしね。
 その辺でも、思い出はまったく無いのだ。
 で、その外道が、今回俺が就職活動をするってことで、また生活できないような組み合わせをしやがったのだ。だもんで、今月の家賃も払えない。
 「決まっている」って嫌みを付け加えてね。
 足抜けさせないように嫌がらせをするという行為は、すでに判例にもあるのだ。
 だもんで、今回、ハラくくって訴えるつもりでいる。
 手元には、数千円しかないが。
 だが、やっていいことと悪いことがある。
 俺は、かつて家を失い、今回は転職しようとしたら、嫌がらせをしてきた。

 いいかい?
 君らも、連中には気をつけるんだよ。マジな話。
 早い話が、水商売ならば、多少の情が効く。
 もちろん、そこには厳しさもある。
 だが、一生懸命やっていれば、相手にもわかるものだ。
 場合によっては、まあ、多少のずるさも必要になるだろう。
 だが、努力をすれば、昇給する制度になっているはずだ。

 ゆえに、バイトをするならば、水商売だぞ、とここで付け加えておく。
 で、明るい職場だぞ。

 だから、その・・・
 昔話しか出てこないんだよ。長時間の仕事だと。で、昔話のネタも無くなると、誰かがどういうミスをしたのか・・・ ってなネガティブな話ばかりになってくるのだ。
 なんせ、思い出もなにもないんだからね。毎日同じだし。話すことがなにもないのだ。

 まったくもっての、無駄な時間だ。得るものはなにもない。我慢強くはなったが。
 だもんで、しっかり恨みは晴らしてやるさ。