GMT +9 From Japan
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2001年7月25日 水曜日 晴れ
 
Part 3
 
 あわただしいが、その3である。
 Part 1とPart 2は「その前のでれき」を読んで欲しい。
 
 それで・・・ 予定していた話だ。
 ちなみに、Part 2の話は「ポジティブ・フォワード」路線の話である。これらの説明は「その前のでれき」を参照して欲しい。毎日読まないと、話が分からなくなってくるよ? 言っておくけど。
 それから、毎日チェックしないと、マスメディアの変化というファクターを知るというもう一つの楽しみにも影響が出てくるぜ? マジに。
 
 そんで・・・ 今日の話のもう一つ目が、
「アンチ・グローバリズムとDDP」である。
 
 DDP、直接民主政党については、ここにあるコンテンツの左側にある常設展示コンテンツのVol.4を参照して欲しい。それから、期間限定の「えりょー」や「どえりゃ〜」などのコラムだ。
 これらのファイルを参照してもらいたい。
 読むと、驚くべき変化があったということがわかるだろう。まあ・・・ ここが渦の中心なのだ。本物と偽物の区別もすぐに判別出来るようになるだろう。
 
 DDPとは、インターネットを通じて議会を運営して、法案や予算案を審議し、その議会での決定事項を国会に、なんの歪曲や利用もせずに、そのまま発表するという、本来の意味での「代議士」を選ぶ出すという趣旨のものだ。ゆえに、職業政治家はそこには存在しない。意思をもつのも国民であるという点も、あらゆる憲法、法律に適合しているわけだ。
 
 さて、大雑把な説明ではあったが、なんとかおおよその見当は付くであろう。
 
 このDDPにおいては、個々の意見が尊重される。右翼であろうと、左翼であろうと、なんであろうと、だ。とにかく、DDPというステージの上では全ての意見は平等であり、すべては参加する議会の議員を納得させ、同意させることで行われる。
 ゆえに、Vol.4でも指摘しているように、マスメディアの手による大衆操作、マスコントロール(これらについては様々な書物、解説書が出ているので参照のこと。昔の教科書にも「マスコントロール」という記載はあったような気がする)を禁止すべきであると提案するわけでもある。
 マスコントロールの事実についても、ここにあるコラムを色々と読んでもらいたい。
 
 ゆえに、アンチ・グローバリズムという分類も、グローバリズムという分類も、DDPの上では意味を為さないのだ。なぜなら、全ての意見は平等で、参加する議員説得させ、同意を得ることが出来るかどうかと言うことでしかないからだ。だから、その国の当事者の都合であっても、世界中を納得させればいいわけだ。
 だから、グローバリニズム、アンチ・グローバリニズムという分類を用意しているという点にトリックが用意されている気配を感じるわけだ。
 そして、私は啓蒙思想家だ。
 
 で、この新しい流れ、波はとっくに動き出している。いくつかの意味を為さないブロックや歪曲もその大半は成功していない。彼らは論破できないのだ。だから、すり寄ったフリをして、DDPをよく知らない者を騙して票をかっさらおうと企んでいたりするわけだ。
 明白な違いは、決定権を誰に与えるのか? と、意思を持つのは誰なのか? そして、法案決定に参加できるのか否か? などに現れてくる。
 
 たとえば、税金の収入と主出の割合や、景気の動向を示す細かなデータをどこで閲覧できるのか知っているかな?
 なんのデータを元にして、「現在景気は・・・」などと発表しているのか?
 
「〜と〜を減らせば、税金を減らすことが出来ます」は、どこのデータを元にしたのか? それは我々も知ることが出来るのか? どうやって、判断したのか? どう計算したのか? など。
 
 だから、本来、国が「データ・ベース・オブ・ジャパン」なんてな検索、閲覧サイトを用意しておくべきなんだよね。
 
 だから、彼らが「どことどこの金をカットすれば、これだけ税金を安くできる」と主張しても、それが本当かどうかわからないのだ。
 
「まず、そのデータを見せてくれ」だ。
 それは道路特別財源についてもだ。
 
 そもそも、これらは情報公開してあるべきものなのだ。
 そして、地域の住民にとって必要であるのかどうなのかなんてこともだ。
 ところが、そういうデータを一切見せずに、彼らの都合でそれらをピックアップして示すわけだ。いいことも、悪いことも。
 いいかな?
 そういう話をする前に、
「まず、そのデータを見せろよ」なのだ。
あらかじめ、日常的に。
 間違っているかな?
 
 そういうピックアップ系の騙しって多いのだ。
 例えば歴史教科書問題だ。この件については、韓国や中国の話だけ報道されているが、日本国内でも反対する教師がいるわけだ。思想の自由と、教育基本法を根拠とするきちんとした理由での批判だ。しかし、それらはピック・アップされない。ただ、アピールされるのは、韓国や中国で怒っているというニュースだけで、この歴史教科書の思想の統制、軍国主義賛美の逆行に反対する者は韓国人や中国人だ(差別意識included)であると思わせるトリックが行われているわけだ。
 これがピック・アップ、クローズ・アップ系の騙しの一例だ。
 
 それはVol.4にもあるが、成人式の騙しもそうだろう。本来パーティーであるはずのものが、政治演説会になっていて、つまらないって点を無視しているわけだ。
 
 だから・・・ ここにあるコンテンツの関連するファイルはきちんと読んでおくことを強くお勧めする。
 

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