2002年3月 8日 金曜日

 午後 21:30



 今更小泉のボケがよくわからん激怒をしたところで、どこも持ち上げやしない・・・ いや、フジサンケイがいたか・・・ わけだが、あれは一体どういうことだろう?
 逆ギレ?
 意味不明だよな、あれは。
 テメェだって、汚職やってんだぜ?
 それも証人大多数で、支持率が下がると株価が上がっているってのに。
 パーだと思うね。

 そんで、2月の後半の、Windows 98が落ちてインターネットに接続できない最中に、Yahooでのアンケートで、小泉の「不支持率」が「80%」になったわけである。
 そこで、新聞、テレビでのインチキ支持率調査がインチキであるとバレそうになったんで、あわてて支持率が下がるように調整したわけである。(それでも「支持率50%」はウソだ。だって、Yahooでは「不支持率75%」だったんだぜ?)
 それは何度も述べているように、マスコミの調査方法は、マスコミの側から「自称」不特定の対象に自分から電話をかけて質問するという調査方法を取っているからだ。
 そんで、その、たとえば500人を元に、全体像を想像するという、「サンプリング調査」を行っている。
 これは、統計学的には正しい算出方法なのだが、サンプリングの取り方によって影響を受けるのである。
 この辺の手口については、講談社(「少年マガジン」and「週刊現代」 SUX)から出ている、ブルーバックスの「統計でウソをつく方法」を読んでもらいたい。面白いよ、マジに。
 そんで、話を戻すけども、このインチキ調査の手口は、前のコラムにも書いたけども、森内閣の不支持率の時に、自民党の側から、そのトリックを解明しているのだ。
「森内閣では困りますよねえ、あなたは支持しますか?」
 で、「はい」と答える者はいないように、たとえば、これは想像なのだが、
「日本は、構造改革しないとやばいですよねえ、あなたは小泉を支持しますか?」
 って質問したんじゃないかと思うのだ。

 まあ、十中八九そうだろう。

 そんで、まあ、現在民主主義、および、現代政治においてのセオリーなのだが、まあ、これは一般に普及しているが、おそらくは気がついていないんだろうけども、オピニオンは、大抵、自らの意見がマジョリティーを代弁しているものと仮定した上で論を展開するのだ。
 それは、この日本においては特に顕著だ。
「みんなそうしています」と。

「あなたはパンティーをかぶりますか?」
「え? みんなそうしてるよ?」

 の、ようにだ。

 だから、その辺のトリックも含んでいるのだ。

 各自その辺のトリックを研究しよう。