丁度角に当たってるの

2013年7月01日月曜日

「どうしても昨日の事が思い出させないんだよ」
「どうしたの?」
「昨日、酒飲んでからの記憶が無いんだよ」
「そうなの?」
「ラーメン屋入ったところまでは覚えているんだよ」
「味噌チャーシュー大盛り頼んだのは?」
「覚えている」
「じゃあ、うはははは、俺はインド帰りだから、箸なんか使わないもんねー は?」
「なんとなくうっすらと」
「で、店のオヤジに「熱いじゃねえかよ!」は?」
「そんな気がする」
「じゃあ、熱いからって事でコップの水を入れたのは?」
「そうだっけ?」
「そうでしょ」
「まあ、なんとなく」
「で、その後「おい、オヤジ。客なめてんのか? このスープうすいじゃねえか」は?」
「あー・・・ なんかそんな事言ったような・・・」
「その後手で食べようとして、」
「そう! そう! 手じゃ面白くないからケツで食おうとして」
「そう! そう!」
「そこから先が・・・」
「こっちも思い出したくない」
「忘れたままでいたい」
「同じく」