ほだすほだべすほだべっちゃ

2010年7月16日月曜日

「先生」
「なんだね?」
「正直に答えてください」
「なにをだね?」
「ボクは癌なんですね?」
「いぼ痔です」
「ひー!」
「それも、食道にできるいぼ痔だから、不思議でならない」
「先生」
「なんだい?」
「先生は、アホですか?」
「なぜだね?」
「肛門にできるからいぼ痔じゃないですか」
「通常はそうだ」
「食道にいぼ痔はできないでしょ」
「だから、不思議なんだよ。だから、奇病として、学会で報告したいのだが、いいかな?」
「先生がアホだと思われるだけです」
「いいや! 断じてそうではない!」
「ま、まさか・・・ そ、そんな事が・・・」
「そう、その、まさかだ」
「本当に食道にいぼ痔が?」
「いや、そういう事ではない。学会でそんなアホな発表なんかするわけないからだ」
「この、うそつき!」
「いいえ、下つきだから、ホラ! 見て! 肛門のこんな近くにチンポ生えてるの。りーん」
「見せなくていいです」