ほだすほだべすほだべっちゃ
2010年7月13日金曜日
「まず、豆腐の上にクッキングペーパーをのせ、重しをのせて、水分抜きます。15分から20分くらい」
「はい」
「そして、十分に水気が抜けたら、裏ごしします」
「なんかグリグリしてますねえ・・・」
「ええ、このように、グリグリして、ヘラでこそぎ・・・ きれいに、こう・・・ こそぎおとしてください」
「はい」
「夏場は菌類が繁殖しやすいですから、裏ごし器とかは使用前にきれいに洗浄してから、乾燥させておくのも忘れずに」
「はい」
「そして、これが先ほどの裏ごしした豆腐です」
「豆腐はもめんと絹ごしとありますけど、どちらの」
「お好みに合わせてお使いください」
「はい」
「それでは、先ほどの豆腐にカップ3分の1の生クリームを注ぎます」
「ええっ!」
「そして、そこにめんたいこを二ついれます」
「はあ・・・」
「そして、小ネギをパラパラと入れてから、こうやってグリグリと・・・」
「フードプロセッサーは使わないんですか?」
「使いません。小ねぎの形を残したいから」
「はい」
「そして、適度に混ざったら、ここにまぐろの刺身を用意します」
「どうして!」
「いや、まぐろの刺身の上に、これをかける」
「かけんのかい!」
「かけますよ」
「生クリームでしょ?」
「カップ3分の1ね」
「はあ・・・」
「そして、うすーくかけてから、そこにポン酢をかけて完成!」
「先生、これ、完成ですか・・・」
「はい、完成です」
「はあ・・・」
「じゃあ、早速ワンちゃんに食べさせてみましょう」
「犬にねぎ食わしたらダメでしょ!」
「じゃあ、人間が食えってのかよ!」
「おめえ、先生だろが!」
「先生かもしんねえけど、豆腐に生クリームは試してないし」
「試してないもんを教えるのかよ!」
「だって、ネタがないんだもの!」
「なんじゃそりゃ」