ほんつけほずなすごじょっぱり
2010年8月22日水曜日
「暑い時こそスタミナラーメン」
「へえ」
「というわけで、早速注文だ」
「じゃあ、俺は冷やし中華」
「あの、すいません」
「はい」
「スタミナラーメン一つと・・・」
「冷やし中華一つね」
「はい、スタミナラーメンひとつと、冷やし中華。冷やし中華少々お時間かかりますけどよろしいですか?」
「まあ・・・ いいですよ」
「へい、おまち。スタミナラーメンひとつ」
「なんかとんでもなく早いねえ・・・」
「注文多いもんで、いつでも作れるようにしてるんですよ」
「麺はどうしたの?」
「それはナイショ」
「どういう・・・」
「企業秘密」
「それならいいや」
「あっさり納得するねえ・・・」
「いいじゃないか、細かいことは」
「そうか」
「じゃあ、早速、このスタミナラーメンに、瓶まるごとのニンニクを投入するんだよ」
「臭そう」
「そこがいいんだよ」
「なんか脂でギトギトだねえ・・・」
「そこがスタミナラーメンのいいところなんだよ」
「そんだけ脂でギトギトで、しかもニンニク大量投入だとすげえ胃もたれしそうだねえ・・・」
「そこがいいんだよ」
「どうして?」
「胃の不調で仕事サボれる」
「ヒー!」