はみげの一歩

2010年8月27日金曜日

「突然ですが、ここでクイズです」
「はい」
「さて、問題はなんでしょう?」
「知るわけないでしょ」
「チッチッチッチッ・・・」
「もう始まってるの?」
「チッチッチッチッ・・・」
「うーん・・・」
「チッチッチッチッ・・・」
「うーん・・・」
「チッチッチッチッ・・・」
「相当難しい・・・ 見当もつかない・・・」
「チッチッチッチッ・・・」
「こんな問題を真剣に考えている自分が、まるでアホのように思えてくる・・・」
「チッチッチッチッ・・・ 残り三分」 「結構ありますねえ」
「ええ。サービス問題です」
「サービスですか」
「本当はカンペがどこ行ったかわからないんです」
「じゃあ、問題を中止しましょうよ」
「いや、こちらの都合で不正解にしなきゃならないんです」
「それじゃこっちが困るし、ズルいでしょ」
「問答無用。チッチッチッ・・・」
「それは出題者側の不正行為じゃないんですか?」
「チッチッチッ・・・」
「時計を止めてください!」
「数えてないです! これは声」
「クチかい!」