はみげの一歩
2010年8月09日月曜日
「ああ! また違う子ばっかり見てるぅ〜」
「違う! 違うって! 見てない、見てない!」
「そんなにオッパイのおっきい子の方がいいの?」
「違う、違う。見てない、見てない」
「一緒に海に来なきゃ良かったなあ・・・ なんかコンプレックス感じる」
「誤解だって! 巨乳なんか見てないって!」
「また、うそ」
「じゃあ、どこ見ろっての?」
「私だけ見てよ」
「見てられないんだから、しょうがないだろ」
「待てコラ。なん? 今、なんっつった? コラ」
「いいえ、なんにも言っておりませんから、すいません、俺を今すぐ解放してください。その辺に美しい子がいっぱいなんです。許してください」
「正直でよろしい。しかし、鉄拳制裁!」
グシッ
「は、鼻がつぶれた・・・」
「わかった?」
「うん・・・」
「それなら、よろしい」
「やっぱり、大事なのは中味だ」
「そう、そう」
「だから、暴力的じゃない子がいい」
「そうそう」
「大事なのは、中味なんだ」
「そうそう」
「だから、手当たり次第にミミズっぽいか、数の子っぽいか試してくる」
「ダメだこりゃ〜。ぶぱぱぶぱぱぶぱぱ〜ん」