たてわれ小三郎
2010年7月15日木曜日
「お母さん」
「どうしたの? 急に。なんか悪い事でもしたか?」
「実は、そうなんだ」
「また・・・」
「どうしても謝らなきゃならない事があるんだよ」
「どうしたんだい?」
「そんなに涙目になられると・・・」
「お前、またなんかバカな事したのかい?」
「うん・・・」
「どうしてお前は、そんなバカなことばっかりして親に心配かけるんだい?」
「ごめん・・・ お母さん・・・」
「それで、なにをしたんだい?」
「料理がまずかったから、料理に醤油かけた」
「て、てめえ、ぶっ殺す!」
「ひっ・・・ ひぃいいいい!」
「そこに直れい! すっ首かきとってくれるわ!」
「いや、醤油かけたら、尚更不味くなったの。許してくれり〜ん」
「た、叩っ斬ってやる!」
「キャー!」