初代インカ帝国皇帝

2009年8月14日金曜日

「ただいま」
「お帰り。ちょっと、シンジ・・・」
「ん? どうしたの?」
「お父さん、今日は巨人が負けてるからちょっと機嫌が悪いのよ」
「あら・・・ しまった・・・」
「どうしたの?」
「いや、自転車壊れちゃって」
「あら、どうして?」
「手放し運転してたら、転んで電柱に強打」
「お前は大丈夫だったのかい?」
「オレは大丈夫だけども、その後トラックにひかれてぺしゃんこ」
「よく帰ってこれたねえ・・・ ぺしゃんこの後、どうやって膨らんだの?」
「いや、自転車がぺしゃんこ」
「自転車かい・・・ なんだ・・・ てっきり、お前がぺしゃんこになったのかと・・・」
「お母さん、いくらなんでもトラックにひかれてぺしゃんこになったら死んじゃうでしょ?」
「いや、驚異の勃起力で復元したかと・・・ 若いし・・・」
「ひっ・・・」
「ここは、ネタ」
「家庭でそういうネタは普通やらない」
「やっぱり?」
「それより、自転車どうしよう?」
「トラックの人は?」
「ものすご〜く怖い人だったからなにも言えなかった」
「そう・・・」
「ねえ、新しい自転車買って」
「お父さんに聞きなさい」
「機嫌悪いんでしょ?」
「そこは、若いんだから、驚異の勃起力で復元させなさい」
「ひっ・・・ 同じネタを二度も・・・」