マンデルブロー曲線

2008年9月27日土曜日

「お父さん」
「どうした?」
「結婚を考えていた人に、敵とか、お友達と呼ばれたんだけども、どうすれば・・・」
「ちたかんでちになさい」
「それはいやです」
「やっぱりね」
「ちゃんと! こっちは真剣なのり〜ん」
「貴様こそ!」
「お父さんだって!」
「いいえ、私はフランソワ・ジョセフィーヌ・ソコフ四世」
「ええっ! い、今まで知らなかった・・・」
「今まで恥ずかしくて内緒にしていた」
「そうだったとは・・・」
「うむ・・・」
「お母さんはこの事は?」
「母さんには内緒だ」
「本当に?」
「ああ。こっ恥ずかしくてそんな事言ったら赤面して死んじゃうから」
「そんな・・・ し、死なないで!」
「ああ。わかっているとも」
「ふ、ふう・・・ 良かった・・・」
「そうか。安心してくれれば、それでいい」
「それで、どうすればいいのでしょう?」
「それは、自己催眠状態で自己陶酔のままに携帯恋愛小説を書いて、秋元康に賞を貰うといい」
「その方が恥ずかしくないですか?」
「もちろんだ」
「やん、きゃいん、あひん」
「ちね!」
「やん!」