マンデルブロー曲線
2008年9月09日火曜日
「もうすぐ美味しいものが出揃うねえ」
「秋だからねえ」
「うなぎ」
「うなぎ? 夏じゃ?」
「そこが、素人。あれはスタミナ用で土用の丑でうなぎなのであって、ツウはうなぎの旬は脂の乗った秋に食うの!」
「そうなんだ・・・」
「そうだよ」
「へえ・・・」
「今、決めたんだけども」
「なんじゃそりは」
「そんで、牛肉」
「一年中同じだろ」
「もちろんだ」
「なんじゃそりは」
「オレが食いたい」
「まあ、いいや」
「で、お前は?」
「オレは、やっぱ、魚だね」
「さんまとか?」
「あれは、最初は期待するんだけども、結局はほっけの方が美味い」
「そうか」
「あと、シャケね」
「ああ、美味いよな、シャケ」
「それから、ブリ」
「ああ、寒ぶりとか言うしなあ」
「ぶりが二匹で、ぶりぶり」
「ん、ん、ん・・・ 猫ぱーんち!」
「よりによって、猫パンチとは!」
「ちょっくら、パンツ穿き変えてくる」
「きゃあああ」