母ちゃん痔だと言い張る
2008年8月24日日曜日
「ご飯炊いても、すぐに黄色くなるんだよ」
「炊いてからラップにくるんで冷凍庫に入れるのがいいよ」
「うちは電子レンジがない」
「そうか・・・」
「だから、今度から、チュンチュン言いながら、生米を食おうと思うんだよ」
「よしなって」
「ああ。もちろん、冗談だ」
「こんなデカいのが手に乗られたら、手の骨砕ける」
「そうじゃなしに」
「だったら、にゃーにゃー言いながら生米食えばいい」
「そうか・・・ その手があったな」
「でも、ネコは生米食わない」
「あ! そういえば、そうか・・・」
「だから、モーモー言いながら」
「牛も生米は食わないだろう」
「まさしく、その通り。返す言葉が見つからないくらいに動揺している」
「まあ、落ち着け」
「ああ。落ち着く」
「落ち着いた?」
「いいや」
「そろそろ落ち着いたか?」
「なんとなく」
「時々、真剣にバカなんじゃないかと不安になることないか?」
「ある」