母ちゃん痔だと言い張る
2008年8月10日日曜日
「古典的なコントパターン」
「お父さん」
「はい」
「お子さんのシンジ君が、最近、学校でタバコを吸っていたんですよ」
「それがなにか?」
「なにかじゃないですよ! 学校でタバコを吸っていたんですよ? 未成年じゃないですか!」
「いや、先生、あれは中学校3年を三回繰り返した優秀な子なんですよ」
「いや、優秀って・・・」
「優秀じゃないですか。普通一回しかやらない中学校三年生を3回も勉強したんだから」
「いや、あんた、そうじゃないでしょ。それに、三回やっても、まだハタチじゃないでしょ。お宅の教育はどうなっているんですか?」
「ウチの子には、算数なんかやっても、社会ではなぁんの役にも立たないって教えていますよ」
「あなた、どういう教育をしているんですか!」
「教育は学校がするものでしょ」
「なにを言っているんですか! 学校は勉強を教えるところであって、しつけは親がするもんですよ」
「だから、社会で役に立つ、酒、タバコ、女、注射・・・」
「ちゅ、注射? そんな事教えたら捕まりますよ!」
「だから! 注射を打ったら捕まるよって教えているんです!」
「ホントかなあ・・・」
「ええ。二度としません。なんせ白目ひんむいて包丁手に持った」
「ダメでしょ! 打っちゃ」
「冗談です、冗談」
「それならいいですけども、お父さんがそうだから、お子さんも・・・」
「あなた、つくづく失礼な先生だねえ」
「なにを言っているんですか! 学校の外の責任は親の責任でしょ」
「だから、できちゃったら責任取れよって教えてますよ!」
「その責任じゃないでしょ、その責任じゃ」
「それじゃ、責任の取り方を知ってるんですか?」
「ええ。そのつもりです」
「じゃあ、ここにゴムがあるから・・・」
「もう、イヤって?」
「バレバレ?」
「はい」
「どうやってコント落とす?」
「いかりや方式、タライが落ちたら、コントも落ちる方式は?」
「先に言っちゃダメでしょ」
「その通り」
「それじゃあ、ここはbmxネタコーナーだから、ブラブラさせた棒、ブラ棒を出して、立てて、相手を威嚇する」
「きああああああ!」