オマーン洪水

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2007年9月15日土曜日

「いいか? 黙っていろよな」
「ああ」
「これが、吸ってはいけないタバコだ」
「え、ええっ! そ、そんなもの持ってたら捕まるって!」
「研さんと美川さんにはナイショだ」
「みんな忘れているのに・・・」
「そこもナイショだ」
「本当にナイショにする」
「それでいい」
「タバコよりも、このネタ自体が相当ヤバイ気がするから、きちんと見張っておけよな」
「う、うん」
「よし、じゃあ、火をつけるぞ・・・」
「いよ、いよか・・・」
「ああ・・・」

シュッ

シュッ

「なんか火が付かないなあ」
「ああ」
「そのライター壊れてないか?」
「実はポコチン」
「そんなもんシュッシュ、シュッシュさせるな、バカァ!」

「ママにはナイショだ」
「たしかに」

シュッ

シュッ

「やっぱりつかないぞ」
「ああ」
「今度はなんだよ」
「ビーチク」
「そんなもんで火がつくわけないだろ」
「摩擦で焦げました」
「うそつけ」
「はい」

シュッ

シュッ

「お、今度はついたな・・・」
「あちちちちちち」
「ど、どうした?」
「陰毛に引火」
「そんなもん出すな!」
「いや、燃えやすいから・・・」
「くだらない」
「たしかに」
「ちゃんと、タバコを出せっての」
「はい」

シュッ

シュッ

「よし、ついた」
「じゃ、火をつけるから、吸え」
「ああ」
「どうだ?」
「うーん、硬くて大きい」
「うーん上手い」
「は?」
「それ、俺のポコチン」
「ぺっ タバコじゃねえだろ! このばかぁ!」
「いや、吸うもんだし・・・」
「そういう問題じゃないだろ」
「ちぇっ」
「その残念そうな目!」

シュッ

シュッ

「さあ、火がついた。タバコ、タバコ」
「これだ」
「たしかに、タバコのようだな・・・」
「ああ。だが、吸ってはいけないタバコだ」
「よし、吸うぞ」
「いけ! 吸っちゃえ!」
「すぅ〜」

バタ

「大丈夫か?」
「うーん、苦しい・・・」
「初めてだとキツイかもな・・・」
「なに入っているの?」
「犬の毛」
「ばかやろう」