2006

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2006年11月06日月曜日

「こういうこと言うとエンタがうるさいんだが、桜塚あっくんは面白いと思わないんだよ」
「ワタナベエンターテイメントの理屈を外にまで適用させようとする中山秀行は?」
「ほっとこう」
「よくわからんが」
「どうも、あれは単に女装したイケメンとじゃれたいだけのように思える」
「へえ」
「いや、なんか電車とかでなぞなぞクイズ出して、女が答えたら、「こっちだよー、ばーか」「ん、もう! ずるいー!」って言っているシーンを思い出す」
「ふむ」
「それから、そば屋で「ほら、ほら」って言って、彼女が覗き込んだら「ばーん」とか言ってつついて、「んもう!」とか言っているシーンを思い出す。で、店員に「すいませーん! なめこそばひとつ!」と、なめこそばを注文したくなるという・・・」
「よくわからん・・・」
「あのぉ、すいません! とろ、とろ、とろろそばひとつ!」
「余計わからん」
「あれは面白いんだろうか?」
「さあ」
「あれは、ラブコメかなんかのじゃれているシーンを思い出しておめこ濡らしているところのように思える」
「濡れてはいないだろう」
「なんだ! こんなもの! こんなもの! って言って、紙芝居を奪いとって踏みつけるヤツが出てくるぜ? きっと」
「出てこないって」
「おもしろいのかなあ」
「面白いんじゃないの?」
「とろ、とろ、とろろそばでも食うかな」
「なんじゃそりゃ」