2006

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2006年11月18日土曜日

「隠し芸の練習しなきゃ」
「どうして?」
「いや、呼ばれた時にやらなきゃ、マッチやトシちゃん達と一緒に」
「いつの話してるの?」
「ヒデキ?」
「そうじゃなしに!」
「橋幸夫?」
「もっと古いって!」
「ジェームス・ヘットフィールド?」
「メタリカでったいやんねえって」
「そんでも、練習しなきゃ」
「呼ばれないって!」
「そんなら、宴会の時に」
「そんならありえる」
「だろ?」
「で、なにやるの?」
「ちんこ出します」
「芸じゃないって!」
「毛ぇはあるやろ」
「毛ぇは誰でもあんの」
「で、どうして関西弁に?」
「てやんでい! フェラ棒め」
「お? 江戸っ子だね?」
「おうよ」
「あたり気しゃり気の、こんこんちきだってんだ! フェラ棒め! ビシッ!」
「い、痛い! なぜ、ビンタを・・・」
「てやんでぇ、こっちとら気が短ぇんだ! フェラ棒め!」
「わ、わからない・・・」
「おう、こっちとら江戸っ子よぉ」
「江戸っ子だろうと、マゾっ子だろうと、なんだっていいけど、隠し芸なにするの?」
「やっぱ、ちんこ出します」
「出すなって!」
「イタリア風にオティンコ出します」
「一緒だし! それに、モロ日本語!」