パイゲーニャ・ワシミロフ
2003年12月30日火曜日
欽ドン
「ねえ、ねえ、お父さん、お父さん」
「なんだい? 百恵」
「ねえ、大晦日になに見るの?」
「うーん、紅白かな・・・」
「でも、SMAPがトリだよ?」
「時代というものは、まったく恐ろしいことで、あとで実に恥ずべき選択だったと後悔することが予めわかっていながらも、人間、これ、過ちを繰り返してしま
うものなんだよ」
「これはネタコーナーじゃないの?」
「ネタコーナーだよ」
「ふうん」
「だから、お父さんも、何度恥ずかしいことをしたことか・・・」
「それは言わないで! 聞きたくないの!」
「お母さんの気を引こうとして、立てたまま道を歩いたり・・・」
「きゃー! やめて!」
「しかも、先端汁出しながら」
「あー!」