パイゲーニャ・ワシミロフ

2004年01月26日月曜日

「そういえば、バレンタインデーが近いねえ」
「嫌な季節だねえ」
「もらえないの?」
「義理も」
「へえ」
「でも、慣れたけどな」
「それはそれは」
「は? 何が言いたいんだ!」
「いや、そんなムキにならなくても・・・」
「そういうお前は?」
「義理かな」
「義理でももらえればいいよ。もらえれば」
「そんなことないぜ? 明らかにチロルチョコ」
「M&M'sの緑と赤よりはいいよな」
「そんなことがあったの?」
「ああ」
「それは義理どころではないと思う」
「ほっとけ!」
「そういえば、2月13日に床屋に行っていた親父がいたっけ」
「そう、そう。いる、いる」
「あの勘違いはなんだろう?」
「知らない」
「どうせなら頭剃ってオバQの入れ墨入れるとかすりゃいいのになあ」
「なんのために!」
「いや、ウケるかな・・・と」
「そこまでグレろ、と?」
「勘違いするよりはいいだろ」