パイゲーニャ・ワシミロフ
2004年01月18日日曜日
「ここがあの有名なカリスマヘアメイクアップアーティストがいる店だよ」
「長ったらしいなあ。結局床屋じゃん」
「そうだと思う?」
「あ! あなたは!」
「そう、私がジャン・ピエール大下。ジャン・ピエールの意味がおわかりですか?」
「さあ・・・」
「フランス語で、ケツの穴」
「うそつけ!」
「シャラップ!」
「英語だろ!」
「いいや、スワヒリ語」
「スワヒリ語だったとは! そして、本当かうそか分からない・・・」
「ところで、今日は?」
「あ、いや、コイツが刈りたいって・・・」
「あ、はい・・・」
「それじゃ、そこにかけて。これから着替えるから」
「え? 着替えるんですか?」
「当たり前じゃないの。私はカリスマ美容師なのよ!」
「はあ」
「はい、準備はよくて?」
「あ! 下半身が裸だ!」
「ほら、よく見て。カリが出てるでしょ?」
「あ! はさみを手に持って、股間をSMAPのポスターにこすりつけている!」
「ね? カリスマでしょ?」
「とりあえず、逃げる」