大村孝之

2004年2月15日木曜日

欽ドン
「父と娘の会話」

「ねえねえ、お父さん、お父さん」
「なんだい? 百恵」
「今日幸恵と一緒にデパートに行ったんだ」
「へえ、それは良かったねえ」
「うん」
「それで、なにを買って来たんだい?」
「水着買って来たの」
「へえ。あんまり派手なのは駄目だぞ」
「大丈夫よ。ワンピースだから」
「ハイレグじゃないよな?」
「ハイレグじゃないわよ」
「そうか、それならいいよ」
「うん。でも、白でビーチク透け透け」
「ぎゃふん」
「ついでにツーケくっきし」
「きやあ」
「そんで、コーマン黒々」
「Arf!」
「それから・・・」
「お父さん、パーンチ!」
「い、痛い! なにするのよ!」
「そんなもの着るんじゃない!」
「お父さんのよ!」
「あら、ごめんなさい」
「百恵発狂! あー!」