チネンスキー・ソコフ

2004年2月14日土曜日

心理テスト

「目を閉じてごらん」
「ああ」
「目の前に、高島忠雄がいると想像してみよう」
「ああ」
「それが、鬱病の治療のために薬を飲んだら、妙に効き過ぎたと思おう」
「なんかよくわからんが」
「そして、とにかく、なにかの曲を聞くと、自然に体が動いてしまうと考えてみよう」
「よくわからないな・・・」
「いなかっぺ大将を思い浮かべて」
「ああ、なんとなく」
「それが、かかる曲に飽き足らず、他人のカラオケにもあてぶりしてしまうくらいになったとしよう」
「それで、踊りはなに? バレー?」
「あー、なんでもいいんだが、日本舞踊でも、パラパラでもなんでもいい」
「ああ」
「目を開けない」
「わかった」
「それで、それがエスカレートして、マイクを手にして、ブンブンチキチキ、ポーン、ポーンと言い出したと想像してみよう」
「ああ」
「さて、今の気分は?」
「なんか実に複雑な心境だな・・・」
「今日のあなたのラッキーカラーは黄色」
「なにを根拠に!」
「ね」
「ありー!」