チネンスキー・ソコフ

2004年2月04日水曜日

「先生」
「どうしました?」
「えぼ痔なんです」
「それは私が決めることだ!」
「す、すいません」
「それじゃ、ズボン脱いで下さい」
「え?」
「”え?”じゃないですよ。ズボン脱いで下さい」
「先生、それは愛があってですか?」
「なにを馬鹿なこと言っているんだ。早く脱ぎなさい」
「・・・」
「なにを愛しているような目で見てるんだ? 君は」
「はい。では、脱ぎます」
「じゃあ、こちらを向いてください」
「え? だから、えぼ痔なんですよ」
「いや、だから、これからそれを診察するんです」
「痛くしないでねッ!」
「はい、はい(変な患者だなあ・・・)」
「あ、痛い!」
「ああ。イボ痔ですね」
「だから! イボ痔なんですって!」
「それでどうします」
「どうしますって・・・」
「切りますか?」
「そんなにひどいんですか?」
「いや、なんか人を切り刻むのが好きでねえ」
「ひっ! ひぃ!」
「うそだよ」
「な、なんだ・・・ 冗談ですか・・・」
「半分マジ」
「ぎょ」