チネンスキー・ソコフ

2004年2月02日月曜日

「まいったな・・・」
「どうした? なんか眠そうだな・・・」
「そうなんだよ、もんのすごく眠くてさ」
「月曜の朝だぜ? なにやってたんだよ」
「ナニーやってたんだよ」
「は?」
「いや、なんでもない」
「よくわからんけど」
「困ったよ。このまま眠っちゃったら相当マズイだろうな・・・」
「そりゃそうだよ」
「あ、立ったままで眠っちゃいそう・・・」
「そりゃ相当ヤバいね」
「どうしよう?」
「寝ちゃえば?」
「そういうわけにもいかんだろ」
「そうなんだけど」
「なんせ支店長もいるわけだし」
「そうなんだよな」
「どうしよう?」
「どうしようって言ったって・・・」
「このまま半分眠ったままで客には会いにくいぞ」
「まあ、そうだな」
「一緒に寝てもらっちゃうかもしれない」
「それはやめなさい」
「おばちゃんに添い寝でもされた日にや社会復帰できないぞ」
「なんでじゃい」
「なにかいい方法はないか?」
「そうだ!」
「なにかいいのある?」
「コーヒー飲め」
「いや、コーヒーだめなんだよ。飲むとすぐに胃が痛くなる」
「なんじゃそりゃ」
「なんかないの?」
「とりあえず、チータさせて、元気になってみるのは?」
「それはいい! ねえ? 佐々木さん」
「ん?」
「とりあえず、握ってもらえる?」
「アホ!」
「はい」