2002年10月 24日木曜日

am 10:15

よしよしよしのの、で、思い出したのがウルトラマンのフジ隊員。
なんでじゃい。




なつメロと言えば、やはり、夏目漱石のメロドラマ、草枕だとかは外せないだろう。
だが、私は夏目漱石は読んでいないのだ。
夏休みの読書感想文の宿題だって、みんな夏目漱石の「我が輩は猫である」であるとか、星新一であるとか、赤川次朗なんかのところ、私は遠藤周作の「ぐうたら好気学」
で、なんで未だに読まないのかというと、なんか邪魔くさくない?
なんか教科書みたいじゃない?
なんか、情操教育にいいのよ的な厭らしさを感じるんだよね。
アルプスの少女ハイジもまったく見ていないのだ。
いつも合体ロボを見ていた。
なんか、親は、そういうのを見せたがるのだ。にほんむかしばなしとか。
で、いい子を示すために、子供も健全そうな表情をして、それを見ている姿を親に見せる。
やっぱ、ウイリアム・バロウズ「裸のランチ」を読書感想文で出しておけば良かったかな、と、今になって思うのだが、もちろん、その当時はそんなものは知らなかった。
で、まあ、そんな、こんなで、なんか、あまり日本の作家の純文学作品というのは、あまり読まないのだ。
遠藤周作「海と毒薬」は付き合いみたいなもので読んだが、なんかギャグがないのでガッカリって感じであった。
カフカの短編にははまった。
それから、サキ短編集。
そんで、探偵小説である。
ダシール・ハメット「マルタの鷹」はもちろんのこと、レイモンド・チャンドラーにはものすごくはまり、マイク・ハマーはいけ好かない奴であると、今も思うくらいである。
それから、ロス・マクドナルドの、いわゆる、リュー・アーチャー。
エラリー・クイーンと並んで、あまり本屋で見かけない。
そんで、アガサ・クリスティー読んで、そんで、エラリー・クイーンのロジック・ワークが気に入ったのだ。
… なんて話ではない。
なつメロの話である。
そういえば、漫才ブームの時は、実に気分が良かったものである。
それまでは、「ねのねのなんでも修行中」の如く、お笑いタレント(あのねのねはお笑いタレントではないのだが)はアイドルの「噛ませ犬」というか、「やられ役」だったものだが、漫才ブーム以降は、「トシちゃんって馬鹿ですねえ」と言う片岡鶴太郎であるとか、山田邦子「かわいこぶりっこ、ぶるぶるぶりっこ」であるとか、春やすこ・けいこの漫才などで、ちょっとしたカタルシスを味わったものである。
スター運動会なんてな、まったく面白くないものでは、お笑いタレントは絶対に勝ってはいけなかった。
そういう理不尽な話を耳にする度に、憤りを感じたものである。
君は、まだ幼いのに、お姉さんに咥えられて、筆までおろして、酒煙草を覚えて、体は子供なのに、顏だけやたら老けているジャニーズ Jr.が好きだろうか?
見ると、明らかにぶさいくなのもいるが、そういったものでも、ジャニーズであるということ「だけ」で特別扱いを受ける。
「平家に非らざれば人に非らず」のようである。
ゆえに、もちろん、そこに才能という要素もあるのだが、自らの努力によって勝ち取った栄光であるお笑いブームの方が、私は重要だと思うのだ。
これまでの日本の歴史を考えてみれば、古くは柳家金語楼だったわけだし、林家三平であったし、コント55号であったし、やすし・きよしのようなお笑いタレントがいつも出ているのが当たり前だったわけである。
うむ。
で、実に身長の高いタッキーなんかを見ると、そうだねえ…
オレらの子供の頃は、ジャニーズ事務所というのは、嫌悪の対象でしかなかった。
ゆえに、我々はロックという武器を手に入れるに至るのだが。
生か死か。
奴らか、俺達か。
Them or us.
うむ。

そんなわけで、今日の一曲は、
Judas Priest "Ram it down"




なし




なし




そんで、フジテレビの夜のニュースはタチが悪い。
なんせ、銀行の不良債権処理を行なえば、銀行が潰れ、もしくは、銀行が金を貸さなくなり、それは上場企業であっても潰れる可能性があるということをカットした上で、竹中平蔵(バカ)と銀行のトップとのやり取りにおいて、銀行のトップがこういうコメントをしていたと、悪感情を持たせるように、BGM、SEを使うという催眠効果を用いて(早い話が洗脳だが)報道していたわけである。
もちろん、NHKではそういうことはしない。
そんで、なにやら、内田有紀が北の国からのぶさいくな青年と結婚するそうである。
いや、なんかニッポン放送で、なんか裸にエプロンとか言っていたんだよ。
その当時。
まあ、広末のようなタカリだったわけだが。
実に、いい話である。
で、おそらく、フジテレビは、評判が悪くなると、自分等が善人に見えるように、地獄の底から北の国からを復活させるに違いない。
そして、年収1490万円は、地べたに100万円を置いて、通行人がどういう反応をするのか見て楽しむわけである。
金を積んで裏切るお笑い芸人やタレントの、「金で買える心」を見て喜ぶわけだし、年末に募金番組をやるような連中である。
そして、善人に見えるようなことをして、あかんべーをするわけだ。

空爆すべきである。