2002年10月 23日水曜日
am 10:15
おけつの割れ
今週は宣伝をやたらやってた関係で、あまり読んでいない。
廣中克彦「お役人さま!」
この本は、まあ、面白い。
でも、業者の立場が弱いって話を延々書いても、そんなのどこでも当たり前である。
テレビ業界なんて凄まじい。
年収1490万の奴がなにもしないで制作費使って酒飲んで遊んでだぜ? その残った金で、制作会社が涙を流しながら作っているそうだ。
嫌味も言われながら。
局のADだと、わずか数年でふんぞり返るが、制作会社のADは生活できないくらいの金で生活するそうである。
だから、お台場は空爆すべきだ。
…って話ではなく、役人のひどい行ないの話。
鈴木正俊「経済データの読み方」
これは勉強になる。
でも、80年代の本であるからして、まあ、古いのだ。
それでも、当時から個人消費が減っているという事実が明らかになった。
そして、その原因は給与所得の上昇率が低くなって来ていることによるものであるそうである。
80年代から、である。
実に興味深いデータである。
現在行なわれている「ダマシ」を暴くのに使える。
それから、古くから言われていることだが、政府の経済見通しは当ったためしがない。
その辺の騙しにも注目。よくテレビがさも信用あるかのように言うのだ。ここに来て、急に。
それから、80年代当時の常識としては、景気回復には公共投資であるということである。
だが、「マスコミ」が、公共投資における癒着や、不正を報道してから、できなくなってきているのは、御存じであろう。
年収1490万円という年収は、多くの役人よりも多いのだが。
企業から法外な金額の広告料金を巻き上げて。もちろん、そこには我々の労働の分も含まれる。
マルクス的トリックの手法はいいとして…
で、公共投資をしない… ってよりも、できない状態にあるから、「構造改革で」って言うしかないわけだが、マスコミはそのことについては、一切責任を持たないで、結局、出たとこ勝負の状態であるわけだ。もちろん、汚職議員の小泉のためになにかを考えてやる理由は私にはない。
くたばれ、小泉。
朝日ジャーナル編「現代無用物事典」
古い。
80年代の本である。
で、80年代当時は、「ソムリエ」とは呼ばずに、「ホスト・テイスト」と呼んでいたようである。
おそらく、狂乱のバブル期に、そう呼ぶようになったようである。
ビジネス・リサーチ・ジャパン「気になる「他人の給料」が分かる!」
そんで、日本では、ソムリエは、本家フランスよりも多いそうである。
それはいいとして、この本によって、フジテレビは年収1490万円であることが判明したわけである。
高い広告料金ぶんどって、自社CMばっかり流す連中なのにだ。
奴等は、掴まりそうになる度に、なんども株価を暴落させたのだ。
話をすり替え、反省をするために、O-157を馬鹿騒ぎし、雪印を苦しめ、ノストラダムスで吠えまくり、2000年問題をヒステリックに叫び、銀行をつぶそうと試みて来たわけである。
そして、現在は、郵政省においた波取り記者で保っていた利権を、小泉だ、小泉だ、と、くら替えして、凄まじい洗脳と汚職を繰り広げているわけである。
騙されて死んだ右翼も数人いる。
騙されて犯罪に走った青少年も後を経たない。ついこの前も、ホームレスに「世直し」と言って熱湯かける事件があった。
3分待ってたという情報は聞かない。
フジテレビ(年収1490万円)が女子高生をレイプしたとき(どうして知り合ったかは、年収1490万円である)、フジテレビはニュースで女子高生の非行のネタばっかりやっていて、国会でそれに歩調を合わせた発言をした奴がいる。もちろん、報道2001は特定の政党しか出てこない。
他にもレイプ事件を起こしているが、年収1490万円で雇った弁護士でウヤムヤにしている。
それから、年収1490万円で覚醒剤を買ったフジテレビ局員が捕まった時、フジテレビはなんの反省もせずに、合法ドラッグならいいのかと、合法ドラッグの問題を報道して、それに歩調を合わせた議員が、これまた国会で同じことを言い、非合法ドラッグになっている。
そういう人間のクズである。
ちなみに、政府の広報は憲法違反であるという説がある。
それはいいとして…
まあ、面白い本である。
秋山さと子「ユングの心理学」
ユングは、頭がおかしい人である。
対象の差位が認識できず、混同しているのだ。
それはいいとして、ユングの開発した手法は現在では認められていて、有名なところでは、「箱庭療法」であろう。
で、ふと思ったのだが、小説なり漫画なりといった物語を書くという行為は、考えてみれば、一種の箱庭療法であろう。
うむ。
で、フォークト・ガンプじゃないが、「クモ」、「うさぎ」、「脇の臭い」… などのような言葉のうちから、ある特定の言葉に極度の反応を示すのが「コンプレックス」であるということで、ああ、そう言えば、そうか、である。
なし
なし
と、いうわけで、中だるみであるわけだ。
まあ、いいや。