2002年10月 12日土曜日
アメリカは死んだ
まあ、ベトナム戦争でもそうだったのだが。
その、本来、アメリカの魅力というのは、フロンティアスピリットであったり、自由についてであったり、あのフランス啓蒙思想の継承者という位置付けだった。
で、今日のジョージ・W・ブッシュの姿を見ていると、かつての厭な頃のイギリスの姿に似ている。
阿片戦争の辺りのだ。
で、まあ、俺は、本来、アメリカが持っていた「もの」は、オーストラリア辺りにあるんじゃないかと思うのだ。
オーストラリアは、なんせ、人よりも牛の方が多い。
牛がマジョリティーなのだ。
なのに、牛は絶対的多数を手にしているというのに、権力を行使しようとするどころか、自らの肉をさえ人に提供する。
ブッティズムの最たるものである。
なんせ、仏教の美談として、腹の減った虎に自らの肉体を提供する僧侶の話が出てくる。
それと同じであろう。
うむ。
悟りである。
うむ。
サートリ・イン・タンジールである。
(この冗談わかるかな…)