2002年10月 2日水曜日

am 9:41

台風が来やがって、昨日はズブ濡れのぐしょぐしょ。
そんで、翌朝はいい天気。
こっちとら、夜勤だ。
わかる? この気持ち。
まだズボンも靴もぐしょぐしょしているわけだ。

ほんと、乳があったらもみたいし、穴があったら、入れたい。
河合我門ならアンバランス
河合我門ならアンバランス
河合我門ならアンバランス
河合我門ならアンバランス
「それは聞き間違いだよ!」

の、気分である。




と、いうわけで、Vinyの本、略してヴィニ本である。
今週読んだ本について。

上杉隆「石原慎太郎5人の参謀」

で、この本は、本人も後の方で告白するのだが、実際には参謀ではない。そんでも、一応、ブレーンを扱っている。
そんで、この執筆している時期が、大体どの辺かわかるのである。
うむ。
そんで、石原の「大陽の季節」を読んでみる必要があるな… と思ったわけである。
まあ、いいや。

百瀬明治「軍師の研究」

で、この本は、単に歴史上の人物をピックアップしたもの。だから、いわゆる兵法書のようなものではない。だから、五倫の書であるとか、孫子とは別である。
だから、そのそれぞれの人の人生が描かれているだけである。
そんでも、まあ、面白い本ではある。

中澤光雄・宮崎隆典「個人輸入を始める本」

この、インターネット時代においては、あんまり意味がないのだが、それなりに勉強になる本である。

ファビオ・ランベッリ「イタリア的考え方」

この本は、とある日本の雑誌で「イタリア人は馬鹿である」(stupid)と書かれていたことに激怒して、この本を書いたものである。
で、なんか、やたらと構造主義、ポスト構造主義の手法がやたら登場するところからして、この辺りに「かぶれている」ようである。しかし、受売りでしかない。
そんで、日本とイタリアとの類似点を示すことによって、相殺しようと試みている箇所がいくつかあり、その目的と手段がわかるだろう。
早い話が、ムカつきながら書いた本であるということである。
でも、まあ、いくつか「へえ、そんなことなんだ…」ってことも知ることが出来るので、まあ、面白い本ではある。

辰野高司「薬って何だろう」

この本の会話調の文体には問題があるが、まあ、面白い本ではある。
もちろん、ダウナーをオーバードースするとヤバいぜって本ではなく、白い粉を鼻でくんくんやるという本でもない。だから、当然、スプーンも出てこない。
これは、文字通り、薬の話である。
で、やっぱ、内科でそのまま薬もらうよりも、なじみの処方箋で薬を売る薬局を用意しておくべきであるということがわかる。
Natureとか読んでも、大体想像つく世界ではあるが。

小野一光「完全犯罪捜査マニュアル」

この本のタイトルは、「捜査」の部分だけが小さいので、「完全犯罪マニュアル」のように見える。
で、内容については、おおまかな警察の犯罪捜査の手順が書かれている。
でも、指紋の取り方の詳しいところまでは載っていない。
で、あんまり本筋と関係ないのだが、キンタマを蹴られて、それが食いこむくらいだったりすると、ショック死するらしい。

西部すすむ(漢字が出ない!)「マスコミ亡国論」

この本は、マキャベリの「君主論」を書きたかった男の姿が描かれている。
それは、東京大学という、そもそも、帝國大学の中で、かつては左翼で、学内政治の関係で右翼になった、東京大学教養学部(主に、1年生が対象)の教授が、「文学部唯野教授」で描かれるところの、いやらしい人間関係で飛びだして、とりあえず、目立とうと思って書いたものであるように思われる。
で、こともあろうに、そこで展開されるロジックは、いわゆる、「それはどうしてですか?」「どうしても」である。
難しく言うと、主観的事実ってヤツである。
ソクラテスしたくなるね。
そんで、明らかにニーチェなのに、なんかニヒリズムを否定しているのだが…
よくわからない人である。

菊池聡「超常現象の心理学」

まあ、面白い本ではあるが、アニメからの引用の言葉には、少々驚く。
それで、私は、彼とは異なり、過激派である。
反宗教であり、宗教の打倒を掲げている。
それから、よく勘違いが多いのだが、無神論、唯物論は。カール・マルクスが最初ではなく、その当時のフランスでは、既に唯物論、無神論はあったのだ。
で、この本ではないのだが、西部の本に出てくるのだが、「無神論もひとつの宗教である」と言っているシーンがあるが、「宗教」という語の定義を考えれば、このパラドクスは成立しない。

で、やっぱ、知ったかぶりせずに、色々な本を読むべきだな… と思うのであった。




なし




なし




そんで、まあ、西友については、やはり、私の勝利である。
しかし、日本のマスコミはタチが悪いねえ。
なにが「対応がよくない」だ。
報道犯罪の結果、関係のない客の払い戻しまで来たってのにだ。
昨日の、この話のあと、本当にまったく消えた。
まだ言いがかり付けて来る場合は、報道被害を請求してやればいい。

そんで、ヘイゾーであるが、「有識者」で2週間でアイデアを出すそうだ。
これまでも「有識者」(学内政治か?)が集まって議論してきているわけだが、2週間で出すそうである。
だから、10月14日には、エジキが待っている。

そんで、今のところ、デフレを疑問視しているのは、それをはっきり表明しているのは、日本では私一人なわけだ。
で、「金あまり」と当時言っていたバブル以後から、現在の「デフレ」までの間に、バランスのいいところがあったはずなのである。
それは一体、いつなのか?

ないのだ。