nxt4win.zipを解凍します。
そうすると、そこにReadme.txtとnxt4win.exeがあるので、とりあえず、Readme.txtを読みます。
そうすると、ここに書いてある文章とほぼ同じであることに気が付き、とてもがっかりするわけです。
まず、初めてnxt4win.exeを起動すると環境設定ウインドウが開きます。
で、とりあえず、デフォルトボタンをクリックしてから、「...」ボタンをクリックして微調整する。
PreSet1〜6は、プリセットボタンを押すと、そのディレクトリに自動的に移動するということ。
「デフォルトのテキストエディタ」は、e@コマンドで通常使うテキストエディタを指定します。
これはマイドキュメントディレクトリ(フォルダ)に.nxt.cfgとして保存されます。
でかんべんしてください。
保存ボタンで保存すると、nxt4win.exeが起動します。
これがnxt4winの基本画面。
「Infomation」ボタンをクリックするとインフォメーションが表示されます。
「Clear」ボタンをクリックするとテキスト入力画面が消されます。
「PreSet1〜6」を押すと設定されたディレクトリ(フォルダ)に移動します。
テキスト入力画面にnxtのコマンドを入力して、EnterキーかGoボタンをクリックすると、コマンドを実行します。
nxtのコマンド
Linux版と違って、スペースで区切らないでカンマ、コンマ(逆に読んではいけません)「
, 」で区切ります。
Linux版のnxtとほぼ同じように、基本はChange Directoryコマンドです。
ただ、アプリケーションの実行は専用のコマンドで実行します。
コマンド一覧
g@xxxx ファイル名の取得
c@ 取得したファイルのコピー
n@xxxx 取得したファイルを名前をつけてコピー
r@ 元のディレクトリに戻る
h@ 現在のディレクトリを記憶。r@で戻る
md@ マイドキュメントに移動
mm@ マイミュージックに移動
mp@ マイピクチャに移動
dt@ デスクトップに移動
v@ ヴィジュアルシェルであるexplorer.exeのウインドウを開きます
e@xxxx 設定したテキストエディタ、あるいは設定したアプリケーションを起動してxxxxというファイルを編集
e2@xxxx e@コマンドと同じ
e3@xxxx
e4@xxxx
e5@xxxx
x@xxxx:yyyy アプリケーションxxxxをyyyyというパラメーターで起動
実行例
..,..,g@yaw.txt,r@,n@dig.txt,x@notepad:dig.txt
ひとつ下のディレクトリに移動、ひとつ下のディレクトリに移動、yaw.txtを取得、戻る、取得したファイルをdig.txtとしてコピー、notepad.exeを起動してdig.txtを編集。
md@,v@,dt@,v@
マイドキュメントに移動してウインドウを開き、デスクトップに移動してウインドウを開く。このあと、デスクトップにあるアイコンをマイドキュメントに移動させるなり、ゴミ箱をあさるなり、お好きにどうぞ。
mp@,v@,e5@dig.gif,v@
マイピクチャに移動して、ウインドウを表示。一発起動の5番目に指定したアプリケーション(画像処理ソフトを想定しているけども)を起動し、dig.gifを編集してから、ウインドウを開く。
参考までに、パラメーターを指定できないアプリケーションでは、ファイル名を指定しても実行できません。